カウピノヤンサウナ体験記|タンペレで湖ダイブとサウナ飯を満喫

タンペレ最後のサウナへ
タンペレ駅からVoiに乗り、きれいなタンペレの街並みを眺めながら、タンペレ滞在最後のサウナとなるKaupinojan saunaへ向かいました。近くにはスポーツセンターがあり、野球場やサッカー場でスポーツ選手たちが練習や試合をしている様子も見えました。

この日は快晴で、非常にサウナ日和な天気です。タンペレ最後のサウナを気持ちよく楽しんでほしいと言わんばかりに、天気もタンペレの街もサウナも私たちを迎えてくれているように感じました。

カウピノヤンサウナとは?基本情報(2026年9月時点)
Kaupinojan saunaは、フィンランド・タンペレのナーシ湖(Näsijärvi)畔にある公衆サウナです。運営はTampereen Talviuimarit ry(タンペレ冬泳ぎ協会)で、1960年に設立された同協会は、現在のサウナ施設を1966年に開設しました。2008年の火災で一度焼失していますが、2010年4月に再建され、現在に至ります。
サウナは薪で焚かれており、隣には薪焚きのユルトサウナ「Saunatemppeli」も併設されています(Kaupinojaとの共通チケットあり)。今回はKaupinojaのサウナのみの利用で、Saunatemppeliは利用していません。

| 施設名 | Kaupinojan sauna(カウピノヤンサウナ) |
| 住所 | Kyläkeinunkatu 20, 33820 Tampere |
| 営業時間 | 月〜金 15:00〜21:15/土・日 12:00〜21:15(入場受付は20:30まで) |
| 定休日 | 毎月第2火曜日(メンテナンスのため) |
| 料金 | 大人13€、子ども(7〜12歳)5€(現金不可) |
| 運営 | Tampereen Talviuimarit ry |
| 公式サイト | https://talviuimarit.fi/kaupinojan-sauna-eng/ |
※営業時間・料金は変更される場合があります。訪問前に公式サイトでの最新情報の確認をおすすめします。

サウナ室体験|91.6℃、体感110℃の猛烈ロウリュ
受付で料金を支払い、水着に着替えて早速サウナへ突入しました。サウナ室は1つのみですが、非常に大きな造りで、4段ほどのベンチに分かれています。最上段は一番暑い席で、その端の中央には大きなサウナストーンが据えられていました。
現地のフィンランド人が、長い柄杓を使ってどんどん勢いよくロウリュをしていきます。ロウリュのたびに一気に暑くなり、最上段にいると体が焼けるのではないかと思うほど、一気に灼熱の世界に突入します。その人はまるでサウナ仙人のように、みんなの顔色をうかがいながら次々とロウリュを重ねていました。最大でも入っていられるのは5分程度でしょうか。
サウナ室入口の温度表示パネルには、訪問時「91.6」という数値が表示されていました。体感では110℃くらいに感じるほどの暑さで、これぞ最高のサウナ室の温度だと感じました。

水風呂の代わりにナーシ湖へ|17℃・体感10℃
汗が吹き出るほど温まったところでサウナ室を出て、サンダルを脱ぎ、階段を降りてそのままナーシ湖へ入ります。現地のフィンランド人はそのまま泳いでいましたが、私たち日本人にはなかなかレベルが高く感じられました。

訪問時の水温表示は17℃程度でしたが、体感では10℃くらいに感じるほど冷たく、そんなに長くは入っていられませんでした。そのまま階段を上がり、近くのベンチに座って整います。
これまで訪れたフィンランドのサウナは、サウナ室と水風呂の動線があまり良くない施設が多い印象でしたが、Kaupinojan saunaは水辺もすぐ近くで、整うためのベンチも多く用意されています。

サウナ飯はソーセージとビール|最高のルーティン
Kaupinojan saunaには、ソーセージを焼けるグリルプレートが設置されており、現地の人たちもサウナに入っている間にここでソーセージを焼き、アルコールと一緒に楽しんでいるようでした。そこで私たちも事前にスーパーでおいしそうな現地のソーセージを買ってから訪れました。

プレートの温度は3段階ほどで選べるようになっており、現地の人に聞くとおすすめは1とのことでした。ソーセージを焼いている間にサウナ室に入って温まり、湖で整い、プレートを開けるとちょうどソーセージが焼き上がっている……この流れが何度も繰り返せる、素晴らしいルーティンでした。
サウナ→水風呂(湖)→整う→ソーセージを食べる→ビール(フィンランドのビール)を飲む、というこの回転が本当に素晴らしく、正直、今回のフィンランド旅行で入ったサウナの中で一番良かったと感じています。サウナ室の温度も、水風呂の冷たさも、整うスペースも、そのあとに食べるサウナ飯も、すべてが最高でした。ここに住みたいとすら思ったほどです。

一緒にいた日本人の何人かからは「暑すぎる」という声も聞こえてきましたが、それには私も激しく同意です。サウナ仙人のロウリュのおかげかもしれません。
結局、サウナは合計で5セット入りました。もしこれからKaupinojan saunaを訪れる方がいれば、事前にスーパーでソーセージとビールを買ってから来ることをおすすめします。

ぜひ事前にスーパーでソーセージとビールを買ってから来てください!
サウナから考えたこと|わがままでいいという気づき
人間はわがままです。私もわがままです。全部揃えたいと思ってしまう。その欲望を叶えてあげることこそが、人間らしさなのだと思います。もちろん、節度を欠いたり人に迷惑をかけたりするのはよくありませんが、こと「サウナ」に関しては、わがままでいいのだと思います。
水風呂の温度も、サウナ室の温度も、サウナミストも、整うスペースも、すべてにこだわりたい。それでこそ、最高のサウナ体験が得られるはずです。そしてそれは、本業と副業の両方をこなすためのエンジンにもなり、心と体を整える体験にもなります。日常に戻っても、あの最高のサウナ体験を求めて、これからもいろいろな施設を巡っていく。この欲求を、わがままなまま叶えてあげたいと思います。
まとめ
Kaupinojan saunaは、正直、今回のフィンランド旅行で一番のお気に入りになったサウナです。サウナ室の温度、水風呂(ナーシ湖)の冷たさ、そのあとに食べるサウナ飯まで、すべてに満足度が非常に高い施設でした。もしこれから訪れる方がいれば、ぜひ事前にスーパーでソーセージとビールを買ってから足を運んでみてください。



